大物工芸家 東京芸大 宮田宏平 三代藍堂 首飾り 蝋型鋳銀 ふれあい

宮田宏平氏は、伝統的な蝋型鋳金技法を受け継ぎつつ、新しい感覚を追究し、様々な素材を取り入れたオブジェやアクセサリーなどを制作していた。 こちらもシンプルでありながらとても味わい深い首飾りです。周長約40cm Youtubeで「蝋型鋳金　宮田宏平の世界」という動画があり、制作方法を紹介しています。なかなか面白いです。 宮田氏は東京芸大の元教授でもあり、国立美術館や国立工芸館に所蔵される作品があるほどの大物です。 【宮田宏平氏の略歴】 1926年（大正15）新潟県佐渡郡に鋳金を家業とした二代目藍堂の長男として生まれる。鋳金を家業としたのは祖父、初代藍堂の代からで、それ以前の宮田家は藍染めを家業としていたことから、「藍」の字を雅号に用いたという。前文化庁長官宮田亮平氏の兄でもあり、芸術家の一家です。 １９４３新潟県立佐渡中学校４年修了。東京美術学校工芸科鋳金部入学（芸大）。 １９４６第１回旧日展四科初出品・初入選。 １９４７第２回旧日展四科「特選」受賞。 １９４９東京美術学校工芸科鋳金部卒業（芸大）。 １９５８世界１２ヵ国米国加州博覧会出品「最高デザイン賞」「グランプリー」受賞。 １９６３第２回現代工芸美術展「会員賞」受賞。 １９６６第９回日展「菊華賞」受賞。 １９７６現代工芸美術家協会常務理事就任。 １９８０紺綬褒章受賞。新潟県無形文化財に指定される。 １９８６紺綬褒賞受賞。 １９８９新潟県美術品収集委員会委員となる。 １９９４新潟日報文化賞、新潟県知事褒賞受賞。 １９９９社団法人日本トライアスロン連合会メダル原型製作特別賞受賞