ネパールで手作りされた真鍮製の香炉 26cm x 22cm約2kg

この香炉は、ネパールの職人が昔ながらのロストワックス鋳造法で製作したものです。真鍮は、熱い金属に油を塗ると黒くなります。この酸化プロセスにより、真鍮が保護され、保存されます。キツネ、サル、フェニックスの像が、主に旋回する龍で構成された本体を飾っています。これらの像はすべて縁起の良いものです。丸い本体は、3 本の装飾脚の上に立っています。7 匹のキツネが立っている取り外し可能なカバーが付いています。 作品の制作は、ワックスの断片を切り取って形を作ることから始まります。次に、形を溶かして混ぜ合わせます。その後、薄い粘土をワックスの型の上に 1 層ずつ注ぎ、粘土がかなり厚くなるまで続けます。次に、粘土を加熱して、溶けたワックスを流し出して型を作ります。粘土は固くなり、溶けた真鍮を受け入れる準備ができるまで焼かれます。真鍮を鋳型に流し込んだ後、鋳型を取り外し、真鍮を研磨して最終形を作ります。この工程は、やかんから仏教やヒンズー教の神々、小さな物から等身大の物まで、あらゆるものを鋳造するのに使用されます。小さな物でも、開始から完成まで数か月かかることがあります。 鋳造工芸はインドで始まり、チベットの影響も強く受けています。この香炉は、完璧な状態の手作り作品です。最高レベルの工芸品ではありませんが、長い歴史の一部です。定期的に再生産されている人気のデザインです。