【商品内容内容】
・写真の丸棒1セットの価格です。
材名:金糸楠木(Phoebe zhennan)
長さ400mm
径:19mm
重さ:65,67g
「名前は声高に語られども、実物は誰も見た事がない」
金糸楠木(キンシナンボク)はまさにそのような希少銘木の代表かと思います。中国にのみ生育するクスノキ科の一つ(※あるいは複数種の可能性)で、「楠木」と書いて中国語で「nan-mu」と読む樹木から得られる材、中でも木肌に上等な金色の杢が入った物が古来よりかの国で珍重されていました。美しいだけでなく大木になる木であるため建築材としても適していることもあってこの銘木材は高価となり、いつしか財のある王族のみが使うことを許された「王のための木材」となっていきます。皇帝の居城である「紫禁城」の柱が金糸楠木で作られていることは、木材マニアの間では有名な話です。
正確な樹種については謎も多い材ですが、本材については中国本土より個人で輸入した際に学名が記載されていたため、それをそのまま採用しております。国内では明らかに偽物と分かる「金糸楠木」が多く流通していますが、少なくともそういった低レベルの材ではございませんのでご安心ください。
偽物の話とも関連しますので少し話を脱線します。
日本語では「楠」はクスノキと読み、同じ読みの漢字「樟」との間に厳密な使い分けはありませんが、実は中国語ではこの二つの字には意味の違いがあります。金糸楠木の「楠」は、実は日本で言う「椨(タブノキ)」に当たります。本来は「樟」だけがクスノキを指す言葉だったわけです。系統樹的に見てもPhoebe属は実際タブノキの仲間ですし、香りもクスノキ特有の樟脳香は一切なく、タブノキに似た弱いけれども独特の香りと油分による「ヌルッ」とした手触りがあります。金糸楠木を「金糸樟木」と書くことは決してありません。このことからも、樟脳の香りのする「金糸楠木」があったとすれば、それは恐らくは偽物のハズ。本当に偽物の多い材なのでお気をつけください。
また、金糸楠木の中でも神代様化して緑がかった黒色と金糸の共存したものは、「金糸楠・烏木(キンシナンウボク)」として最高級の評価が付きますが本品は残念ながら通常の金糸楠木です。その分、希少な本種としては比較的穏当な価格で丸棒をご提供できております。特殊で貴重な材に挑戦されたい方に。
極端な天候や自然災害の影響を受けると、宅配便の到着が遅れることがあるため、消費者は重要な荷物の配達を早めに依頼することが推奨されます。
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